またやった:傘を持たずに家を出てずぶ濡れで仕事場に到着した
協調運動が得意でないため傘を差しながら歩くのが苦手だ。子供のころからずっとです。雨のなか傘を手に持ったまま雨に濡れながら歩いて登校して先生によく怒られた。
あと雨が止んだあとに傘を電車やバスの中に忘れてきてしまう経験は数えきれない。
高級な傘なら大切にするんじゃないかと思ってイギリス製の傘をか買ったこともあったがひと月もたなかった。
だから傘は使わないようにしてからずいぶんと時間が経った。近ければ濡れて歩く。降りが強いときや距離が遠いときはタクシーに乗る。濡れたくないときは、一駅前で電車を降りてタクシーに乗るなどしていた。
街中に住んでいたし、仕事も収入も潤沢にあったころにはこれでよかったが、いまはそうもしていられない。
今年はサイドに折り畳み傘やペットボトルを挿して入れられるリュックサックを担いでいたので、人生で初めてくらい同じ折り畳み傘を使うことができていた。10か月ほど同じ傘を使えていたのはよかった。
しかし、引っ越し後にその傘が見当たらないのだ。一昨年亡くなった父が使っていた傘だったので新しく折り畳み傘を買うをためらっていたら、今朝、家を出ると雨が降っている。
また、雨が降ると濡れながら歩くようになったかと思うと気が重いが、父の傘を探せばいいし、なければなくしても惜しくない安い傘を買えばいいだろう。
いま使っているリュックサックがあればなくさないかもしれない。
写真は乗り換え駅のバス停前から雨の線路の風景