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またやった:仕事帰りの電車で乗り換え駅を乗り過ごした

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今日は夕方までで仕事が終わり、歩数を稼ぐために最寄駅まで徒歩20分少し歩いた。しかし最寄駅から数駅の乗り換え駅で乗り過ごしてしまったうたた寝していたわけでもなかった。

このあと夜の時間帯の仕事があるわけでも、自宅で急ぎ乗り換え用があるわけでもない時期なので問題はない。でも日がどんどん傾いてゆき寒くなってくる折り返しのために降りた駅の、待合室もないホームのベンチに手袋もしないで座っていると、しみじみ無駄なことをしていると思う。今ごろはもう暖かい部屋の中でお茶でも飲んでいるはずだったのに。

日頃から、眠くもない時間帯と体調で電車に乗っていて乗り過ごしてしまうことがよくある。

初めての経路で移動する場合や、慣れていない経路でどこかに行くときははなおさらだ。

これは外出時に日常的に耳栓を必ずしていることが大きい。耳栓をしていても無防備に車内で意識を漂わせていると、耳栓を通して聞こえてくるかすかな音の意味や会話の流れを聞き取ってしまい疲れてしまう。だから、他の乗客の話し声や電車のうなり音、車内アナウンスを聞こえないように過集中状態を作り出している。興味のある本を読んだり、スマホで興味のある記事を読んだりしているのだ。耳栓+過集中状態で通勤電車をどうにか疲れずにやり過ごしているのが日常なのだ。

今日電車を乗り過ごしてしまった理由を考えてみる。

  • 外出時には常に耳栓をしている
  • 耳栓をしてスマホ画面に集中していたので車内アナウンスが聞こえていなかった
  • スマホで新居のための新しい調理器具を集中して調べていた
  • 新居に引っ越して一月足らずであり、この経路で新居に戻るのは初めてだった

以上の理由を検討して対処方法を考えてみる。

外出時には常に耳栓をしている

耳栓をしてスマホ画面に集中していたので車内アナウンスが聞こえていなかった

仕事のために外出するときに耳栓をして電車の中で本を読んだり、スマホの画面をみて過集中状態になることはなかなか避けられない。しかしこれを回避する方法として最近、有効と思い始めているのは、電車移動という行為自体に興味を持つということだ。そもそも発達障害者と鉄道趣味は相性がいい

hattatu-jihei.net

YouTubeタモリ倶楽部の過去の電車特集を集中的に見たので、細分化された電車オタクの視点を知った。

talent.thetv.jp

乗り鉄撮り鉄、車両鉄、音鉄、文字鉄など、目的合理的に日々運営されている鉄道をさまざまな視点から分析し、世界の鉄道や日本の他の鉄道会社と比較し差異を楽しんだり、令和、平成、昭和、大正、明治と歴史をさかのぼって変化を追いかけること。これが本当に楽しい。タモリ倶楽部の電車特集のレギュラー出演者の市川紗椰の鉄道エッセイも読んだことがある。

www.amazon.co.jp

一見同じように見える車両の違いを見つけるのも楽しみです。各車両の細かい違いのすべてに、歴史的な経緯や地理的条件が隠されていています。また、デザインや音の違い、看板の渋い文字などを見つけるだけで日常の移動が楽しくなるんです。鉄道は幸せのハードルを低くしてくれるので、私の日常の中の小さな「好き」を見つける能力は、誰にも負けないんじゃないかと思っています。

この、鉄道に興味を持つと「日常の移動が楽しくなる」、「鉄道は幸せのハードルを低くしてくれる」という市川紗椰の言葉はそれまでの自分にはない視点で興味深かった。

たしかに鉄道について興味を持ち、知識や経験が蓄積されてゆくと日常的に「幸せのハードル」が下がってゆく。移動が避けられない苦痛ではなく、楽しみになるのだ。

またNHKで放送されているブラタモリからは、車窓から見える山々や海、河川など地理的状況を考察の方法を学んだ。

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せっかく新居に引っ越して、知らない地理的環境と鉄道環境の中に住んでいるのだから、乗り換え駅だけでなく通過駅周辺にある商店街、スーパー、ホームセンター、個人商店、神社仏閣、史跡などのことを考えながら電車移動自体を楽しむと、乗り越しは減るかもしれない。

慣れない電車に乗って、乗り換え駅や降車駅までの時間間隔が無意識に体に身につくまでは、その駅やその地域のことを考えながら車窓に移りゆく景色を見て、今過ぎた駅の次の駅はどこか、さらに次の駅はどこかを考え続けることで常に降車駅のことを考えらられるだろう。

スマホで新規のための新しい調理器具を集中して調べていた

新居に引っ越して一月足らずであり、この経路で新居に戻るのは初めてだった

 乗り慣れない路線で耳栓をしながら、スマホで好きなことに集中しているのはよくなかった。新しい調理器具のメリットや同じ機能を果たす別製品との比較にはかなり昔から一貫して興味があって、電車の中でも、就寝前のベッドの中でも、始めるといつのまにか信じられないくらい時間が経っていることがある。しかも新しい製品は常に発売されるので、キリがない。いまは引っ越ししたてで、まだまだ必要な調理器具が揃っておらず、必要な作業とも言えるが、新しい経路で移動しているときには弊害が大きい。

まとめ

  • 不慣れな経路で移動しているときに調理器具を調べるのはやめる
  • せっかく見知らぬ路線と駅を使って移動しているのだから鉄道そのものに興味を持ち、車内では駅や駅周辺のことを考えて乗り過ごしを防ぐ